[Qiita][Slack]…プロジェクトを円滑にする便利ツール5選

こんにちは。クリエイターのマツコです。

大人数や複雑なプロジェクトほど、メールやエクセルファイル、共有フォルダだけでは立ち行かない場面も多くあると思います。
そこで、私が業務で使ったことがあったり知見している、プロジェクトを効率的に進めるための便利ツールやサービスの一部をご紹介します。

目次
 ■ 情報共有ツール
   1.Confluence(コンフルエンス)
   2.Qiita(キータ)
 ■ タスク管理ツール
   3.Backlog(バックログ)
   4.Trello(トレロ)
 ■ コミュニケーションツール
   5.Slack(スラック)
 ■ まとめ


情報共有ツール

Confluence(コンフルエンス)

Confluence画面イメージ
企業向けWikiで、チームルールの議事録や各種定義書などのドキュメントの作成、配布、一元管理や情報共有などに優れています。
その他にも、タスク管理や個人で得た技術の知見をチームで共有、マニュアル作成にも活用できますし、コメント機能によるConfluence上での議論も可能です。
マークダウンやWiki記法を知らなくてもWordのように気楽にWiki作成ができるので、エンジニアでなくても気軽に始めることができます。

プラン 有料プラン 10ユーザー:10$/月〜
無料プラン ×
Wiki機能
タイプ クラウド ○ ※サブスクリプション価格体系で月々払い。
サーバー ○ ※永久ライセンスの買い切り価格。
Web
アプリ ×
本家サイト https://www.atlassian.com/ja/software/confluence
ドキュメント管理ソフトウェア Confluenceのすすめ
Confluence 入門 : ページを用いてコンテンツを作成する
次世代のコラボレーションツール「Confluence」特集|マイナビニュース

Qiita(キータ)

Qiita画面イメージ
「Qiitaはプログラマのための技術情報共有サービスです」と謳っている通り、プログラムやWeb系技術の記録・共有サービスで、Analyticsコードの埋め込み機能もあります。技術記事の検索にも優れており、ブックマークのようなストックする機能もあります。
Qiitaは個人利用だけでなく、チーム利用もできます。非公開投稿機能があり、URLを知っている人だけが閲覧することができるので、限られたメンバーだけで技術共有することもできます。

プラン 有料プラン [Qiita Team]メンバー上限 3人:1490円(税込)/月〜
無料プラン
Wiki機能 ×
タイプ クラウド ×
サーバー ×
Web
アプリ ×
※Qiita自体のアプリはないが、Kobitoというマークダウン方式でメモを取り、Qiitaにそのまま投稿できるアプリがあります。
本家サイト https://qiita.com
Qiitaってなに?よく分かってなかった方のためのQiita基礎知識
ブログに技術メモする前にQiitaにも投稿しようよ!

チームや会社での利用に特化した「Qiita:Team」と「Qiita Organization」というサービスもあります。
Qiita:Teamはチーム内でのドキュメント共有や非公開のやりとりに特化した内向きのサービスで、Qiita Organizationは会社の技術を紹介したり技術記事を会社として外部に向けて見せることができます。

Qiitaのサイトに分かりやすい比較表が載ってたので引用します。
「Qiita:Team」と「Qiita Organization」の比較表 Qiita Organizationの提供を開始しました
Qiita:TeamとQiita Organizationについて
Qiita:Teamを使ってる感想

タスク管理ツール

Backlog(バックログ)

Backlog
多くのプロジェクトで使われているであろうバックログ。
課題管理機能が優れているツールです。課題ごとにスレッドを作成し、ステータス設定したり、誰が担当なのかをコミュニケーションをとりながら管理できます。
また、ガントチャートやバーンダウンチャート、Wiki、ファイルのバージョン管理システム(SubversionやGit)との連携、ファイル受け渡し等の機能も備えています。(プランによって使える機能は異なる)
Redmineと異なり、サーバを立てる必要もなく導入が簡単なこと、操作がわかりやすいこと、ビジュアルやアイコンなどが馴染みやすく見やすいことも特徴です。

プラン
有料プラン 5プロジェクト・30ユーザー・1GB:1,800円/月〜
無料プラン 1プロジェクト・10ユーザー・100MB
Wiki機能
タイプ クラウド ×
サーバー ×
Web
アプリ ×
本家サイト http://www.backlog.jp
プロジェクトでのタスク管理にオススメな「Backlog」の使い方
Backlogで行う課題管理の10のコツと、クライアントに伝えるべきこと

同様にチケットで課題管理をするRedmineと簡単に比較した記事も掲載します。
Redmineはインストールが若干手間ですが、無料で使える点は大きいですね。
ヌーラボさんのBacklogにできてRedmineにできないこと

Trello(トレロ)

TRELLO
Webやアプリで操作することができる、付箋風タスク管理ツールです。
タスクのひとつひとつをカードとして、チームで管理するボード上に貼付けたり動かしたりして、作業を可視化していくことが目的です。
スクラムのようなアジャイル開発などのカンバンタスク管理(付箋)のブラウザ版としても使います。メンバーが離れてるプロジェクトでは重宝しますね。
付箋をドラッグ&ドロップで動かせるなど直感的な操作や、タスクの一覧性に優れていること、基本的に無料で使えるのが大きな魅力です。
チームだけでなく、個人や家族で計画を立てるのに使ってみたいなと企んでいます。

プラン 有料プラン [Trello Gold]〜250MB:5$/月〜又は45$/年〜、もしくは他人を招待一人につき1ヶ月加入OK [Business Class]〜250MB(全メンバー):$3.75/月
無料プラン ○ ※ファイルのアップロード制限:10MB
Wiki機能 ×
タイプ クラウド ×
サーバー ×
Web
アプリ iOS/Android/iPad/Kindle
本家サイト https://trello.com
カード型タスク管理ツール「Trello」で行うタスク管理のご紹介
タスク管理や課題共有にオススメ!WEBサービス「Trello」の使い方まとめ
Trelloで軽快にタスク管理

基本的に無料で使えますが、ビジネス向けの有料プランもあります。以下の記事をご参照下さい。
プロジェクト(タスク)管理ツール「Trello」のプラン体系について。

コミュニケーションツール

Slack(スラック)

Slack画面イメージ
近年導入企業が増えているSlackです。
チャット形式でチーム内のコミュニケーションをとるツールです。Skypeのように通話はできません。
無料でも機能としては十分ですが、有料プランの場合検索できる過去ログの件数が無制限になったり、上位プランではチーム内でどのように使われているかの分析も可能です。
若干お高いのですが、紹介リンクボーナスやアンケートでのクレジットが貰えるので導入の際は是非活用したいですね。

Skypeのチャット機能と比べると、ファイル添付機能や検索機能が優れていたり、GitやTwitterなど外部ツールとの連携など高機能であることが特徴です。
またチャット上でコードをやり取りする機能も備わっていて、プログラマやコーダーにも重宝されています。
サポートやUIが英語なので少々ハードルが高く感じるかも知れませんが、一度試して頂く価値はあると思います。

プラン 有料プラン 1人:$6.67/月〜
無料プラン
Wiki機能 ×
タイプ クラウド ×
サーバー ×
Web
アプリ Windows, Mac, iOS, Android
本家サイト https://slack.com
※以下記事中では、SlackはWindowsアプリ非対応との記載が時折見られますが、2015年3月にWindows対応アプリがリリースされています。
いま Slack がアツい
ソースコードも送れるよ~Slack(スラック)の使い方:コミュニケーション編

Skypeやチャットワークとの比較記事も載せておきます。
Slack vs Skype 個人的にチャットワークとSlackを使い比べてみた。

まとめ

近年では、今回ご紹介しきれなかったRedmineやチャットワーク、サイボウズLive、Googledriveなど多数のツールが存在し、多くのWebプロジェクトで利用されています。
有料はちょっと…とか、ツールやSNS嫌悪症な会社などもあるかとは思います。

しかしちょっとしたコミュニケーションにはチャットツール、大事な共有事項はメール、ファイルの共有や課題の進捗はツールを使用するなど、適材適所使えるものは使っていくことで、業務効率が上がったりコミュニケーションが円滑になったり利点も多くあります。
プロジェクトに応じたルールで上手にご活用頂けたらと思います。その検討の一翼を担えたら幸いです。
DXO株式会社

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